2026年11月2日号
対象:2026年10月26日〜11月2日
今週は、Claudeアプリの機能追加はありませんでした(公式ヘルプのリリースノートは10月21日が最新)。公式の動きは、Anthropic社の株式上場に向けた届出など会社関連が中心です。11月12日に利用ポリシーの改定が適用されるので、事務で使う人に関係する点をまとめました。
公式アップデート
公式|10月8日発表・11月12日適用
利用ポリシーの改定が11月12日から適用
大半は既存ルールの整理です。新しく、AIに対する「目的のない執拗な暴言・虐待」が禁止事項に加わりました。ふつうの不満や言い返し、創作での暗いテーマは対象外と明記されています。
事務での使いどころお店のサイトなどでお客様と直接やりとりするAIチャットには、AIであることを示すよう定められています。法律・お金・採用など特定の人に関わる判断に使う場合は、資格のある人の確認が必要というルールも、これまでどおり続きます。
公式|10月21日発表(研究プレビュー)
Claude Duet:Claudeのほうから声をかけてくる新アプリ
連携したアプリを見て「対応が必要なこと」を知らせ、頼んだ作業は離席中も進め、代わりに何かする前には確認してくれる、という新しいアプリです。まずは米国のPro・Max・Ultra利用者向けに、ウェイトリスト制で始まりました。日本での提供時期は、11月2日時点で発表されていません。
事務での使いどころ日本で使えるようになれば、毎朝の「確認しておくこと」をまとめて知らせてもらう使い方が考えられます。
公式|そのほかの発表(事務への直接の影響は小さいもの)
- 10月26日:Anthropic社が株式上場(IPO)に向けて、米国証券取引委員会に届出書を提出
- 10月27日:創薬分野での研究提携の途中経過を公表/米国の政府機関向けの提供を拡大
- 10月28日:科学研究の支援プログラム「AI for Science」の対象を拡大
日本語の活用事例
二次情報|gihyo.jp|2026年10月27日
非エンジニアが、文書づくりからスライド・表の集計までを1つの会話で
Claude Docsで企画書の下書きを作り、同じ会話のまま1枚のスライド(Claude Slides)に変えて配色を整える流れを、手順つきで紹介しています。後半はGoogleスプレッドシートのアドオンを使い、売上表から月別・商品別の集計とグラフを作って、元データの合計と突き合わせて確かめています(アドオンは記事時点で有料プラン向けのベータ版)。
事務での使いどころ報告書を書いたら、そのまま会議用のスライドまで作れます。集計をAIに任せるときは「合計が元データと一致するか」を最後に確かめる、という手順も参考になります。
今週試すなら1つ
手元の文章から「要点スライド3枚」を作る
企画書・報告書・ブログの下書きなど、すでにある文章をClaudeとの会話に貼り、「この内容の要点を3枚のスライドにして。白ベースで、1枚の文字は少なめに」と頼んでみてください。Claude Docs・Claude Slidesは、無料プランを含むすべてのプランで使えます(公式ヘルプ、9月16日のリリースノート)。